「将来、あんたの姉さんになる。」 [2013年02月24日(Sun)]
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真明君とは、中学に入ってからは、もう遊ばなかった。
町で会えば、よく話はしていた。 中学に入って、兄さんとつきあうようになったことも、報告していた。 そして、彼とは中学の時から結婚の約束をしていたので、私は真明君に、「将来、私はあんたの姉さんになる。」などど言っていたのだ。 そして、「初恋の人が姉さんになるなんて、どんな気分がする?」「つらいけ?」などど聞いたりしていた。 私が富西に合格し海部町を出ていくことが決まった時、真明君にあいさつに行った。 「妹が1人になる。」「妹をよろしくたのむ。」と言った。 そして、「あんたも頑張って勉強して、来年は富西に来いよ。」と言って別れた。 それから、高校に入ってからは、おんなじ時代に富西にいたが、1度も会うことはなかった。 それ以来、ずっと会ってない。 お母さんから、徳大生と結婚したと聞いている。 元気にしているだろうか? |



